Train-Fishing

首都圏在住、国内遠征をベースに釣りをしています。

グリーンランド遠征の準備

グリーンランドにアークティックチャーを釣りに行くというのは、かなりネジが外れていないと出来ない行動だと考えている。

こうした準備事情が他の人に必要なのかと思ったが、万が一のため残しておく。

グリーンランド遠征手配と釣りについて

アラスカ遠征は情報量も多く大抵のことは自分で手配したが、グリーンランドは世界の秘境でインターネット経由で得られる情報が少なく代理店を経由。

北極圏でもあるグリーンランドで恐らく勝手に釣りをすることはかなり難しいと思われるため、私は現地にあるフィッシングロッジへの滞在を申し込んだ。

グリーンランドはまだまだ未開であり、新しく拠点が建設されていたりするが、私は比較的南のエリアにあるカンギアリバーロッジに滞在した。

このロッジが特別というわけではなく、恐らくどこのロッジ・キャンプを選択しても大差ないと思われるほどグリーンランドには魚はいる。
(※カンギアリバーロッジは釣りをするのに体力が必要な立地であり、現在近くの別河川に新ロッジを建設中である。そのため来年以降に本ロッジがオープンするか不明。)

今回は航空券やホテル予約も全て代理店経由となったので、そのあたりについて書けることは少ない。

クレジットカードと現金

VISAマスターアメックスの3枚を持参したが、グリーンランドでアメックスは通用しなかった。

タッチ決済ができるVISAかマスターカードがあると良いだろう。グリーンランドの他、経由地のデンマーク、オランダでも買い物をしたが現金は不要であった。

ただし、フィッシングロッジでのフライ購入やチップは現金である必要があった。現金が必要かどうか事前に確認すると良いと思う。

ロッド・ライン

フライフィッシングのタックルとしては#4ー8のウーリーバガーをキャストできるものを用意した。

具体的に説明するとロッドはEchoの6番とSAGEの7番、ラインはフローティングとバーシティップ、そしてショットをかなり多めに持ち込んだ。

実際には持参したタックルは問題なく、フローティングラインとショットだけでもかなり釣りはできたが、要所でタイプ3のシンクティップがある良い釣りができた。

リーダー・ティペットは最初は太めの20ポンド設定を使用したが、最終的には14ポンドまで落とした。(※アークティックチャーは歯が鋭いので注意が必要。)

なお、魚はピュアで初心者でも毎日20匹のアークティックチャーを釣ることができる環境のため、フライフィッシングの技術的なハードルは低い。

一方でグリーンランドのアークティックチャーはかなり引きが強く、同じサイズのアメマスで考えるとプラス15センチくらいの強さがあると思って問題ない。

釣りにおいては、この強い魚をランディングする技術が最も重要となる。

 

フライ

ロッジで購入したラバーレッグが付いたタイプのフライ(チャーバガー)が圧倒的に強かった。(ロッジで販売されていたフライのセット。)

海外遠征でおいて、現地でフライが購入できる場合はそれを買うのが一番だと思う。

魚はピュアなのでロッジで販売されていたフライ以外にもいろいろ使用してみたが、チャート系のウーリーバガーとガーグラーが効果的だった印象。

防寒

私はカンギアリバーロッジのシーズン最終週に滞在し、具体的には8月末から9月上旬というタイミング。

現地の気温が5度程度という情報を貰い、防寒やゴアテックスプロのレインウェアを用意した。

グリーンランドはこの時期でも凍結や雪が降るなど日本とは気候がかけ離れていた。

そのため最低限、4月の北海道で釣りをするのと同じレベルの防寒準備が必要だと思う。

通信

auの海外放題を利用したが、グリーンランドでは使用できず。

ロッジにWi-Fiも無くグリーンランドではカンゲルルススアーク空港とマニートソックのホテルのフリーWi-Fiでしか通信できなかった。

ロッジはデジタルデトックスを売りにしているところもあった笑

その他

ティッシュや割り箸、紙コップは私が海外に行く際には欠かすことができないアイテムになっている。


何か思い出したら、追記する。