石垣島から自宅へ帰還して中1日で北海道の旭川空港へフライト。
南の最果てから強行日程ではあるが今年休職する上で全力の2週間と決めていた期間。
道北への釣行はもちろん遡上のアメマス狙ってのもの。昨年同時期、フライフィッシングでまさかの遡上大型アメマスをキャッチすることができていたので、あわよくば再現を。
今釣行はイコロさんにお世話になった。ポイントへのご案内やフライフィッシングのアドバイス、熊対策など感謝の限り。
釣り初日、目当てのアメマスポイントに入り、まずはフライフィッシングで探っていく。
6番のフライロッドで始めたが、使っているフライに対して少々パワーが足りないように感じた。
ターンを上手くさせることができず、ポイントを荒らす前にルアーで的確に狙うことして、40クラスのアメマスを2匹キャッチ。
今年もこの河川の遡上アメマスに会うことができて嬉しい。ここのアメマスはコンディションも良く、逞しさもあるところが好きだ。
あとはフライフィッシングで釣るのみである。少し前にSAGEの7番ロッドを中古で購入していたのでそれに持ち替えた。
数投するとバイトが出てコンディションの良いアメマスをキャッチ成功。(元写真から消しゴムツールでフライを削除。)
フライフィッシングで川のアメマスを釣ることができて嬉しい。このフライロッドでは初めての魚でもあり入魂できて良かった。
私のフライの技量では攻められない場所をルアーで狙いアメマスを追加し、その後1バイトあったが反応が無くなった。
そろそろ大きく移動かというところで、下流側に異変を感じた。対岸から巨大な物体が川を横断しようとしている。
間違いないヒグマだ。ここ数年北海道に年5~6回遠征しているが初めての遭遇だ。ヒグマとの距離はそこそこある。
イコロさんにクマ発見を伝え、冷静に対処して移動。
いつか遭遇するのではないかと思ってはいたがついにその時が来てしまった。バッタリ遭遇するパターンではなかったのが幸いだ。
移動してエゾイワナや小型のニジマスを追加してこの日は終了。
続く数日も同様のルーティーンで道北圏のアメマス釣りを満喫した。日々アメマスは数匹釣ることができ、ヤマメやニジマスも釣ることができた。
前年のような大型は無かったが、今回はフライフィッシングメインでアメマスを釣ることができ、多少成長していると思う。
道北圏の魚はみんなコンディションも良く釣りごたえがある。
遠征期間は天候に恵まれていたがどんどん真夏の暑さになっていき、午後は釣るのが難しくなっていった。
遠征最終日は午前に継続してアメマス狙い、午後は盛夏ならではのオショロコマの山岳渓流に向かうことにした。