11月の三連休に今年最後の北海道は旭川へ。
本当は平日を絡ませたいのだが、再開した仕事が忙しく、なおかつ有給休暇残数も少ないのでこの混雑していそうな日程になった。
釣りは2日間だけである。なお、今釣行はイコロさんにお世話になった。後述する厳しい天候の中ポイントへのご案内感謝の限り。
今釣行は11月に入って落ち葉も減って、アメマスも産卵から戻ってきて良いタイミングかと考えていたのだが、行く前の大雨と釣り2日目は断続的な雨となりかなり厳しいコンディションとなった。
とはいえこれが今年最後の釣りとなる可能性もあるため、何かしらトラウトを釣っておきたいところだった。
初日は大雨の影響を受けていなさそうな場所まで遠征することにしたが、道中は結局雨に降られ、しかもかなりの雨量があったような路面であった。
着いたポイントは初場所で感覚が無く難しい。一度やるとポイントの特徴がわかったり、必要なものがわかったりする訳なので、今回はまぁ小手調べ的な感じだ。
場所のポテンシャルは高いようでフライフィッシャーがなかなかのアメマスを結構な頻度で釣り上げている。
ルアーでやっている私にはなかなか来ないのでフライ優勢の場所のようだ。やたらダブルハンドばかりなのが気に食わないが・・・(アンチダブルハンド
なんとかアメマス30クラスを数匹と小型をそこそこ釣り終了。かなり魚はいるようなので、また訪れてみたい。
2日目は朝から雨・・・。
時間も無いので近場のポイントに向かうが朝イチから先行者ありで、流石は混雑河川である。
大きく移動することにして、個人的に好きなポイントへ。
ここは年イチではやりたいポイントだが、ベストな条件がかなり限られる、昨年は全然ダメで今年はどうか。
この日もルアーで開始して、スプーンを数投でアメマスがきたがバレてしまう。
最初だけパターンを警戒するが、すぐに次が来て、前日より少しまともなアメマスをキャッチ。
今年はなかなか良さそうだなと考えるが、なかなかバイトが出ず苦戦。やはり少し水量が多く、少し入っている濁りも良くなさそうだ。
スプーンのカラーローテを繰り返して、ここはいるだろうというところでバイトを引き出す。
43センチとこの状況ではナイスフィッシュだ。
しかしバイトは続かない。アメマスなら群れていそうなのだが・・・雨は断続的で時折強く降り身体的にも厳しい・・・。
かなりシビアなキャストを繰り返し、ついにサイズアップではないかというバイトを得た。
これがニジマスだったが、ジャンプ二発でバレしまった。45はありそうだっただけに取りたかった・・・秋のニジマス、流石の強さ。
昼休憩後は朝イチは入れなかったポイントへ戻ることに。夕方のワンチャスを狙う。
魚はいそうなポイントではあるがスプーンにワンバイトのみで時間が経過。午前に先行者もいたわけで相当魚はスレているのかもしれない。
16時を過ぎて暗くなってきた。小型のニジマスがライズしているが反応は無くタイムリミットは近い。
小型のニジマスがライズしている様子を見たイコロさんから、スプーンを沈めず引いてみてはどうかとアドバイスを貰い実践するとすぐにバイト。
ライズしている小型のニジマスかと思いきや、これが良型ニジマスで暗くなっているところに偏光が加わり魚の制御にやや苦戦するもキャッチ成功。
50センチジャストのニジマス。
光量不足などで良い写真は撮れなかったが、〆の良い魚を釣ることができた。今年はスティールヘッドを除いて50センチを超えるニジマスを1本も釣っていなかったので、それも良かった。
私が北海道に遠征して一、二を争う厳しい天候であったが、魚はまずます釣ることが出来て2024年の〆としても良かったと思う。
今回の条件下でポイントの判断などイコロさんには感謝の限りだ。
今釣行は場所や水量の関係で終始ルアーで釣りとなった。
ここ最近、北海道ではフライばかりだったのだが、やはり条件が合えばルアーでも釣れるし、ルアーの方が有効な場面もある。
どちらも出来ることがトラウトフィッシングではやはり重要だろう。