Train-Fishing

首都圏在住、国内遠征をベースに釣りをしています。

海外釣行の計画をしてみての雑感

こんにちは、まいねです。

来年海外に釣りに行くということを真剣に検討しているのですが、今回はいろいろ調べたり見積依頼をしたりしてわかったことを書いてみたいと思います。

日本は世界レベル

改めて日本の釣りのポテンシャルの高さを理解しました。

「この魚は日本でもそれなりのものが釣れる可能性があるし、わざわざ海外まで行く必要ないか。」という魚が相当います。

例えば日本からの遠征先として人気がありそうなニュージーランドに行くことを考えてみます。

ニュージーランドでは主にニジマスブラウントラウト、ヒラマサを狙うことになるわけですがこれらの魚は日本でもかなり良い魚を釣ることができます。

ニュージーランドに行くメリットは日本が禁漁や冬の季節に快適に釣りができることではあります。

その他、GTなんか一発の大きさで言えば日本でやってる方がいいですし、サイズは出ないですがパプアンブラックバスですら日本にいますからね。

寒流と暖流両方の海域を抱えている日本のポテンシャルは侮れないです。

日本が弱いのは規制があるサケやアマゾン・東南アジアといった熱帯雨林にいる魚となり、この辺りを狙うならば海外に行く価値があるのではないでしょうか。

また、日本はロッドからフックに至るまで質の高い国内メーカーが揃っているという点も見逃せませんね。

本当に良い釣り場はかなり先まで埋まっている

いろいろ探して、これは良い釣り場だなと思う場所が何か所かあったのですが、1年前からすでに予約が埋まっているのがザラです。

良い釣り場のリピーターは帰る際に1年後の予約を取るというパターンが多いようです。

そのため人気が有りそうな場所に遠征をする場合は1年半前とかから行動を開始したほうが良さそうでした。

良いなと思った釣り場を一か所挙げるとコロネーション湾に注ぐ河川です。

コロネーション湾はカナダの北にあるビクトリア島南の北西航路という歴史的なエリアにありますが、この湾から河川に遡上するアークティックチャーのクオリティは凄いです。

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その一つであるツリー川には日本人が訪れている形跡もありましたが、ビクトリア島のエカラク川のEkaluk Fishing Campなんかは日本人は行ったことがないんじゃないかと思います。(もしいたらぜひ教えてください。)

海外のガイドやフィッシングロッジは高い

今は円安なので円ベースで考えると高いと感じるケースがあるのは仕方ありませんが、例えば1ドル100円だったとしても「高いな」という場所も多々ありました。

例えば日本が弱い分野のサケを釣る場合、アラスカという選択肢が出てきます。

アラスカは基本的にフライフィッシングのロッジが多いです。

アラスカのフィッシングロッジは宿泊や食事以外にもタックルやウェーダーなど釣りをするための一式がパッケージになっているのが普通です。

そのためフィッシングリゾート感が凄いのですが、フライアウト(後述)を含まないパッケージで7日間滞在する場合は5000ドルから10000ドルが相場のようです。

かなり幅がありますが、キングサーモンエアポートなど主要な空港から遠隔地のロッジなどはその移動費が含まれるため高くなる傾向にあります。

フライアウトとは宿泊しているロッジから小型飛行機に乗り、ポイントに行くサービスです。

これは1回利用で500ドルと統一されているようでしたが、利用した分だけ前述の金額に加算されるわけです。

その他チップなどもありますから、まぁ一週間釣りをするだけでかなりの金額がかかることがわかりますね。

ちなみにアラスカのサケ以外で主なターゲットはニジマス・ドリーバーデン(アークティックチャー)です。

これを知るとトラウトフィッシングにおいて費用面で北海道は良い場所だなと考えてしまいますね。

そういえば、北海道のガイドが海外から問い合わせを貰って費用を返答したら20日くらい予約できるかみたいなことを言われたと聞いたことがあります。

円安もあり海外アングラーからは日本は安く見えてしまうのかもしれません。

ということで、まだ具体的なことはあまり決まっていない状況ですが、この冬は海外釣行に向けていろいろやっていきたいと思います。

それでは、ノシ。