Train-Fishing

首都圏在住、国内遠征をベースに釣りをしています。

スチールヘッド用タイトラインリーダーの作成

こんにちは、まいねです。

今回はスチールヘッド用タイトラインリーダー作成に関する記事ですが、あまりなじみが無い話題だと思いますので、まずは前提事項から書いていきたいと思います。

イクラン型スチールヘッド

以前、北米にはスチールヘッドをレイクラン型とシーラン型がいるという記事を掲載しました。

train-fishing.hatenablog.jp

多くの日本人アングラーが想像するのは西海岸のシーラン型スチールヘッドであり、大河川の中にポツンと立ちこみツーハンドのフライロッドを振り続けるというものだと思います。

一方で北米五大湖から遡上する所謂レイクラン型のスチールヘッドも存在します。(真のスチールヘッドとするかは現地で議論があります。)

この魚は渓流のような場所に産卵期に遡上するためシングルハンドのインジケーターやESNで釣られています。

今回の記事はレイクラン型のスチールヘッドをESNで狙う際に北米で使用されているリーダーを作成してみようといった内容です。

厳密にはESNではない

元々ESN(ユーロニンフ)はコンペティションで効率よく魚を釣るために生まれたメソッドであり、大抵のESNロッドは2番か3番ですから、4X未満の細いティペットを使うのが原則と考えて良いと思います。

今回作成するリーダーはレイクラン型とはいえスチールヘッド(≒大型ニジマス)用となります。

そのため、ティペット1~2Xを基準としてリーダー全体の設計がされています。

ユーロニンフリーダーというよりはタイトラインリーダーと呼んだ方が良いでしょう。

本題に入りまして、リーダーの設計は以下のようになります。

レーザーラインを使用する理由は2点あり、1点目はある程度キャスティングするため、2点目はリーダーがフライラインに引っ張られるのを防止するためとなります。

加えて私は作成する際に繋ぎ目を全てUVレンジで補強かつ滑らかにしてみました。

なおこのリーダーは所謂ESN用フライラインでは強度的に使用できません。

北海道で使ってみたい

私は以前から道北圏や大型が期待できる場所において、強いタイトラインシステムが必要だと考えていて、いろいろ調べているうちに今回のスチールヘッド用タイトラインリーダーに巡り会いました。

今年予定している海外遠征でも使えるかもしれませんが、まずは北海道で試してみたいと思います。

それでは、ノシ。