こんにちは、まいねです。
9月の訪日外国人はCovid19の前と同水準になったそうです。私の家の近くでも観光名所があるためか、ランニングや散歩の時に外国人旅行者をよく見かけます。
そこでふと疑問に思ったのですが、外国人旅行者の中に釣りを目的として来日する人はいるのかということです。
日本は釣りのポテンシャルは決して低くありません。
寒流と暖流両方の影響下にあるおかげでサケマス類からGTやカジキといった多様な魚種をねらうことができます。
しかし、日本に釣りを目的に遠征する外国人旅行者は少ないのではないないかと思います。
大物の魚影が薄い
地球上の有名な釣り場から海外遠征におけるニーズを考えてみると、比較的大きな魚を狙いたいということだと考えられます。
具体的にはサーモン類やスチールヘッド、タイメンなどの淡水大型魚からセイルフィッシュやターポンなどの海水大型魚が挙げられます。
日本には大きな魚はいることにはいますが、魚影が濃いという条件があまりないのではないでしょうか。
日本で比較的大型魚に出会える可能性が高いエリアはやはり北海道と南西諸島です。
北海道には大型魚のイトウがいますが、保護対象でちょっと大々的に釣るということは日本人含めどうなのかという感じです。
また、北海道の河川にはサケ(チャムサーモン)やカラフトマス、サクラマスがたくさんいますが釣ることはできません。
南西諸島のGTは北限にあたるので少ないですし、ショアのフライフィッシングで狙う場合には広大なフラットが必要なのですが、あまりありません。
セイルフィッシュもルアーキャスティングで鹿児島付近で狙えますが不可能ではないくらいという感じで率が低い釣りになります。
その他、バスはラージ・スモールとも世界記録を狙えるポテンシャルはありますが、諸般の事情により大々的に釣ってもらうということは難しそうですし、普通にアメリカに行った方が良いでしょう。
外国語に対応できるガイドがいない問題
次に言語の問題です。
私のお世話になっているガイドに海外からのお客さんを取っている方がいますが、海外経験豊富ですし、ガイドホームページも英語対応しています。
ただこれは希少なケースでしょう。
ガイドホームページが日本語のみのパターンがほとんどですから、外国人からのガイドを受け付ける想定をしている方が少ないと思います。
まぁ、日本人だけでも相当数の釣り人がいますし、開発やマナーなどで釣り場が減っている中で、わざわざ釣りのために日本に来て貰うこともないかもしれませんね。
それでは、ノシ。