こんにちは、まいねです。
ブログの更新が空いてしまいっていますが、ご存知の通り首都圏はとんでもなく暑い日が続いていまして、夏バテ気味で過ごしています。
これだけ暑いと釣りに行く気力も出ない訳ですが、近年8月は冬季や5月と一緒でほとんど釣りをしない時期となっています。
8月は日本では最も高水温期であり、なおかつ台風シーズンでもありますから私のように遠征メインの釣り人にとってはリスクが高い時期です。
実際、数年前にGTを狙うため屋久島遠征を設定していましたが台風で中止なんてこともありました。
ここで少し考えてみると釣りは年中可能な遊びではありますが、人間側が気持ちが良く釣りができて、なおかつある魚を狙うためのベストシーズンというのは1年の中でかなり期間が限定されることに気付きます。最初に釣りのベストシーズンを「人間側が気持ち良く釣りができ、魚の活性が高く、釣れる魚のコンディションも良い」と定義します。
すると人間にとっては気温が高くもなく低くもない春と秋(北海道は初夏も可)が適する時期となり、ターゲットとする魚の適水温域と産卵前もしくは産卵回復後が重なる時期が良さそうだということが考えられます。
この定義だと夏のシイラやカツオ、冬のワカサギなどはそもそも対象外になってしまうわけですが、私はやらないので良しとしましょう。
私が狙う魚で具体的に上記の定義について考えてみると、ニジマスやバス・シーバスであれば春・秋、アメマスであれば初夏みたいな感じになるでしょうか。
春と秋と書くとそれぞれ3か月くらい期間があるイメージですが、春は雪代とか田植えの影響を受けたり、秋は台風や秋雨といったりしたこともありますので印象ほど期間は無いのが現実かと思います。
ちなみに以前にも書いたような気がしますがカスミアジやGTなどのトレバリー類については、食用価値が低いため詳細な生態調査がされておらず産卵行動には謎が多いです。
そのため、いつがベストシーズンなのかは釈然としないのですがダイビングの目撃情報から沖縄地方では概ね産卵は4~6月くらいだろうと推測して、3~4月に行くのがベストとして毎年その時期に八重山に行っています。
3~4月の沖縄は20度台後半の日も多く、トレバリーのほかタマンやムネアカなども産卵前かつ活性が高いのでそれも良いですし、台風も気象庁の直近30年間の統計を参考にすると最もリスクが低い時期と言って良さそうです。
先日、沖縄地方に長期間台風が停滞し飛行機が飛ばず旅行者で空港が大混雑してましたが「沖縄行くならやっぱり春だなぁ。」と再認識していました。
ということで、ある魚を釣るための良い時期というのは1年の中でかなり限定されるという話でした。
ビジネスの世界に「選択と集中」というワードがありますが、これを真似して釣りたい魚ごとに使用するお金や時間などのリソースを集中させる時期を1年の中で限定すると良い魚に出会える確率も上がるのかもしれませんね。
まぁ、会社員ですと長期休暇を良い時期に取れるかという問題もあるのですが・・・。
それでは、ノシ。