Train-Fishing

首都圏在住、国内遠征をベースに釣りをしています。

釣りと野鳥

こんにちは、まいねです。

私は魚と同じくらい鳥類が好きなので、釣りの最中に鳴き声を聞いて「あの鳥がいるな」とか水面に浮いている鳥をみて「あれは~カモだな」とか考える時が多々あります。

鵜のように釣り場にいると困る鳥もいますが、野鳥の存在がメリットなるケースもありますのでいくつか書いてみたいと思います。

海鳥とシーバス

秋になると東京湾はコノシロだらけになり、それを狙う産卵前のシーバスをビックベイトで狙う釣りが最近盛んになっています。

高活性時はナブラも発生しますが、ナブラ状態になっていない時でも海鳥の動きが釣りの目安になるときがあります。

海鳥もコノシロを食べたいのですが、潮が動いているときは水面直下よりやや下のレンジにコノシロがいる時が多いです。

これをシーバスが捕食しようとするとコノシロの群れが水面まで持ち上げられるのです。

海鳥はこれをよく知っていて、シーバスの真上を飛びながら待機して捕食の瞬間を狙ってコノシロを捕まえに海面に急降下します。

ですから急降下する海鳥を見つけた場合、その下にはシーバスがいる可能性が高いです。

この現象の規模が大きくなるとナブラになるわけですから、ナブラ発生の前兆とも考えられます。

海鳥がプカプカ浮いているだけとか、飛んではいるけどなかなか海面に降下していない場合、コノシロはいてもシーバスはいないか、いても活性が低いということになります。

秋の東京湾は本当にコノシロだらけになりますからポイント選定やキャストする場所の一つの目安として活用することができます。

鷺とアメマス

鷺はあまり良いイメージはありませんが、北海道の河川でシラサギとアオサギがいるエリアには鮭稚魚がいてアメマスも釣れたことがあります。

これは鷺とベイトが結びついたケースかなと思います。

鷺はオタマジャクシなど両生類も食べるので必ずしも付近に小魚が溜まっているとは限らないとは思いますが、まぁ闇雲にポイントを探すよりはマシくらいな気持ちでも良いかもしれません。

他にもカワセミ・ヤマセミが待機しているとか、カモがいるとか(浅瀬にいる場合、葉っぱや水草を動かしてエビを驚かせそれをバスなどが狙う)も目印になりそうですし、障害物や流れだけでなく野鳥の動きを観察しながら釣りをするのも面白いかもしれません。

それでは、ノシ。