こんにちは、まいねです。
トラウトを川か湖でスプーンで狙う場合、私はよく両面黒色のスプーンを使用します。
今回はこの件について考えてみたいと思います。
川の場合
川で黒色のスプーンというのは、単純に流下している水生昆虫に見える可能性があるのではないかと思います。
両面黒色だとシルバーやゴールドが生み出すフラッシングもありませんからなおさらです。
フライフィッシングのニンフやウェットフライを考えてみた場合、黒とか焦げ茶色基調としたタイプがオーソドックスかなと思いますしね。
ただ川で黒色のスプーンを使う場合、ルアーの良さであるリアクションでなんとかするとか、自然界に無いような派手な色を使って釣る楽しさといったものを捨てることになるので、釣れたとしてもコレジャナイ感があるような気がしてしまいます。
だったらフライフィッシングやればいいじゃんという気持ちになってしまいます笑
湖の場合
湖の場合も前述の水生昆虫要因もあるかと思いますが、湖で釣りをする場合は手早く広くいろいろなレンジを探りたいのでルアーの方が便利ということがあります。
そのためボート使用ならまだしも岸からフライフィッシングという選択肢は私の場合ほとんど出ないのですが、湖の水深10m前後のレンジを釣る場合、経験則的に黒色が有効という印象がありました。
以前よくやっていたスモールマウスのライトキャロやダウンショットといった釣りでは大抵黒色のワームを使用していましたし、実際よく釣れましたからね。
物理学的な考察を入れますと、水には無数の色が混ざった太陽光の中から赤やオレンジといった暖色系の色から吸収されていきます。
赤はまぁ論外としても実際のところ水深10mくらいならチャートやグリーンなんかも吸収されてはいないので全然問題はないと思うのですが、黒色を使っておけば、とりあえずいろいろなレンジを攻められるかということで最初のチョイスとしては万能ということになるでしょうか。
これを書いていてふと思い出したのは昔流行ったような気がする赤針は釣れる説ですね。
赤色はちょっとした深さで吸収されてしまうので水と同化して針の存在感が消えるので、赤針は釣れる説が広まったのかもしれません。
まぁ、結局のところ魚が針を認識していて明確に拒否する指標になっているか否かがわからないので結論は出ないのですが。
話が少し脱線してしまいましたが、トラウトルアーフィッシングをする場合、両面黒色のスプーンは結構良いと思いますので5g・10g・15gくらいの重さで揃えておくと有効なシチュエーションに遭遇するかもしれません。
それでは、ノシ