Train-Fishing

首都圏在住、国内遠征をベースに釣りをしています。

緊張の糸

グリーンランドで停滞した翌日。

天候は多少回復したものの雨模様。エア・グリーンランドのHPでは予定通り運航となっていたので、ホテルをチェックアウトしてマニートソック空港へ。

ニートソックからカンゲルルススアークに向かう飛行機はグリーンランドの首都ヌークから飛んでくるのだが、なかなか出発しない。欠航もあるなという考えが浮かんでくる。

流石に日本に帰りたい。

私は水曜どうでしょうという番組が大好きである。当該番組の北欧を旅する企画で後半、メンバーが精神的に崩壊していたが、そのメンタルに近い状態を感じていた。

1時間ディレイしてなんとかヌークを飛行機が出たようで、何とかなりそうだ。

無事飛行機がマニートソック空港に着陸し、搭乗、出発。さらばマニートソック、そしてカンギアリバー。

カンゲルルススアークまで着いてしまえば、多少悪天候でも問題ないので帰国への最大の山場を超えた。

カンゲルルススアーク空港到着。レア機体のA330-800でコペンハーゲンに戻る。

コペンハーゲンに到着し、ここでロッジ関係者やフィンランド人グループとお別れとなった。

このメンバーで釣りをしたり食事をしたりということはもう二度と無いのだろう。

私は一人かガイドと二人みたいな釣りをすることがほとんどだから、こうした別れは新鮮だった。

そしてまた、グリーンランドに来ることはあるのだろうか。


コペンハーゲンで一泊し、翌日朝から日本へと向かう。

コペンハーゲンからアムステルダム、そして成田へ向かう飛行機へと順調に乗り継ぐ。

アムステルダムと成田の間は13時間であるが、ハリーポッターシリーズの視聴とブログの下書きで余裕で過ごすことができた。

「とにかく何事もなく帰還出来て良かったー。」と帰宅してビールを飲んで、飛行機で一睡もしていなかったのでそのまま寝た。


これにてグリーンランド遠征が終わったのではあるが、帰宅後10時間後には38.5度の熱が出てダウン。幸いインフルエンザでもコロナでもなく3日ほど寝込んで回復。

緊張の糸が途切れたとはまさにこのことだなと感じたのだった。