Train-Fishing

首都圏在住、国内遠征をベースに釣りをしています。

秘境にも低活性

グリーンランドでの釣り4日目。

この日も快晴だが、冷たい風が強く、かなり厳しいコンディションだった。

例によって朝、水道は使えない。

フィンランド勢は海にタラを釣りに行くようで、この日の川で釣りをするのは日本人2人だけだ。新鮮なタラを食べるのが楽しみである。

いつものようにサテライトキャンプまでハイキングをして釣りを開始する。

朝イチは前日に大きな魚を見たポイントに入るがイマイチバイトが出ず、50センチと婚姻色の魚と中サイズの3匹のみで移動。

日本で言えばその日の釣りを終了しても良い釣果だが、感覚がおかしくなっている。

ここまでの3日間で数は相当釣っているので、この日はサイズを狙うためなるべく大規模なプールをランガンしていく。しかし、反応は薄くたまに小型のクローマーが釣れるのみ。

前日、婚姻色のアークティックチャーをたくさん釣り上げたポイントまで行ってみたが、たまに中サイズが釣れるのみ。

かなり活性が低いようだ。ガイドが言うところには一気に寒くなったのに加えて、冷たい風が良くないという。

ガイドですら我々が教えた日本語で「寒い寒い」連呼している。

そして、風は一向におさまる気配はない。


「こりゃ今日はダメだな。」とランチを取り、疲労も凄いのでサテライトキャンプまでランガンしながら下り、ロッジに帰ることにした。

たまにバイトがあってもとにかく食いが浅くバレまくっている。

キャンプまで残り20分くらいのところまで戻り、その周辺の有望ポイントを攻めてみる。

食いが浅いのでフライを小さいものに変えてみた。

まぁまぁと思われるサイズがかかり、これを釣って終わりにしよう。

サクッと釣り上げる予定だったのだが、かなり走るし流心から出てこようとしない。なかなか流れの緩いところに誘導できない。

近くまで寄せるとここまでで一番の魚影が見えたが、今度は水面の反射で魚が見えず、ランディングのタイミングに苦戦する。

そうこうしているうちにまた流心まで走られる。

少し下流の浅瀬まで誘導することにして、そこでランディングした。

体高がある砲弾型体型の60センチジャストのスーパーな魚。

ネットに入った瞬間、「ちょっと、これとんでもないな。」と思わず声に出してしまうほどだった。

50センチのアークティックチャーでポイントにもよるがだいたい3分程度取り込みまでかかる。この魚はかなり時間を要した気がするし、シーラン型のアークティックチャーは本当に強い。

これでストップしてかなりの早上がりでロッジに帰還した。釣れていないような日ではあるが20匹以上は釣っているのだ。


ロッジに帰還し、タラを釣りに行ったフィンランド勢の話しを聞くと、タラやオオカミウオがたくさん釣れたようだ。釣り方はボートからのジギング。

カンギアリバーロッジにはオプションとして海釣りが設定されており、シーズン初期であれば遡上前のアークティックチャーも釣れるとのことだったが、遠征した時期は釣れないとのことだったので私は全日河川での釣りとした。

タラは翌日のディナーになるらしく楽しみだ。