前日に引き続きオフショアライトゲーム。
この日もカスミアジを狙い基本的にトップウォーターオンリー。
一昨年からカスミアジやロウニンアジをこの手の釣りで4回連続で釣り上げている。だいたい釣れる確率は50%と考えているのでそろそろストップすることが心配だ。
前日の状況から最初が勝負。
早速、イエローリップ(ムネアカクチビ)が高活性でキャッチ成功。続いて鯵系のバイトが出るがバラしてしまった。
これが痛恨のバラしでこれにて朝チャンスは終了・・・。
カスミアジのチェイスと誤爆が1度ずつあったがノーバイトの時間が続く。動きが異なるトップウォーター系ルアーをローテーションするが効果はない。
30度以上ある水温がやはり良くないのかもしれない。
なんとかマトフエと気分転換でミノーを数投してアメリカーを追加したが、ほぼ諦めムードである。
午後になってさらに厳しくなる。
一度カスミアジかナンヨウカイワリの誤爆があった気がするが、それ以外はダツのみで時間が経過する。
午後2時前。風は引き続きあるがどうにも高水温が良くない気がするので、船長と相談して沖目のエリアを狙うことにした。
午後2時半前、その時が来た。
ガラスライド95Fに決め打ちして、ひたすらキャストし続けていたところにスイッチが入ったカスミアジがチェイスし、二度目のルアーへのアタックでバイト、フッキング成功!
が、想定よりもかなり大きいサイズでファーストランはロッドの高さをコントロールするのが精一杯。
このランを感じたくてこの釣りをしているのだが、根があるエリアでこれは厳しい。ここは運に頼るしかない。
ボートでも追いかけてファーストランでのブレイクは逃れた。しかし、セカンドランもかなり危険な方向に走られる。
ロウニンならアウトだった可能性が高いが、そこは優しさがあるカスミアジ、止めることに成功して、ここから少しずつ寄せる。
タックルは限界域でバットを持ってリフトして少しずつ巻くことを繰り返し、なんとかランディング成功。
80センチのナイスすぎるサイズ・・・ここまでの大きさになるとGTの雰囲気が出ている。
ボートでのアシストとランディングしていただいた船長に感謝したい。
これまでのカスミアジ自己記録は66センチだったので大幅更新というか、ライフタイムレコードクラスだろう。
我慢の果ての大逆転フィッシュだった。
GTもそうだがカスミアジも釣るには忍耐が必要、とにかくトップウォーターを投げ続けることが重要だ。
カスミアジのあとも終了時間までトップでの釣りを継続。ラスト3投というところで良さげなバイトがでて、大きくはないがナンヨウカイワリをキャッチ。
初めて釣ったのだがこちらも青い魚体が美しい。カスミアジより少し可愛げがある印象。
このナンヨウカイワリで上がりとなった。
カスミアジを狙って石垣島に数年遠征を続けているが、今回は出し切ったという魚が釣れた。
タックルやドラグの強度、ルアーのスプリットリング・フックの強化などいろいろ調整してきたものが成果として現れたと思う。
今回使用したタックル詳細は別記事に記載する。